【北海道スプリントC】JRAヒロシゲゴールドが叩き合い制し重賞初制覇

27日に門別競馬場で行われたJpnⅢ北海道スプリントカップ(1200メートル)は、3番人気のJRAヒロシゲゴールド(牡6、北出)が、直線の叩き合いで1番人気のJRAリュウノユキナを振り切って重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分12秒3(良)。

直線でもうひと伸び――。門別デビューで凱旋を果たしたリュウノユキナが直線で外から襲いかかる。いったんは交わされかけたが、差し返す勝負根性を見せ、終わってみれば半馬身の差をつけていた。

騎乗した北村宏は「続けてコンビを組ませていただいていたので、とてもうれしいです。抜群のスタートが切れて、うまく馬のリズムに合わせて走れました。直線では(リュウノユキナが)、やはり来たか思いました。最後は歯を食いしばって頑張ってくれましたね」とマスク越しの笑顔の代わりに、ガッツポーズで応えてみせた。

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