Dバックス快勝 球団史上ワーストタイの14連敗を回避

【カージナルス2-9ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

日本時間5月16日のナショナルズ戦に11対4で快勝したのを最後に丸2週間、白星から遠ざかっていたダイヤモンドバックスだが、本拠地でのカージナルス4連戦の最終戦に9対2で勝利。泥沼の連敗を13でストップし、球団史上ワーストに並ぶ14連敗を回避した。ダイヤモンドバックスはカージナルスの守備のミス(3失策)にも助けられ、13安打9得点。得点圏では13打数6安打を記録し、これまでの鬱憤を晴らすかのようにチャンスをことごとく得点につなげていった。

ダイヤモンドバックス先発の新人右腕マット・ピーコックは初回にディラン・カールソンの4号ソロで先制を許し、2回表にはアンドリュー・キズナーにタイムリー二塁打を浴びて2点目を失ったが、6回78球を投げて失点はこの2点だけ。打線は2回裏にティム・ロカストロのタイムリーで1点差に詰め寄ると、3回裏にケテル・マーテイの3号ソロで同点。4回裏にはマーテイの2点タイムリーで勝ち越しに成功し、6回裏に打者10人を送り込む猛攻で5点を追加して勝利を決定付けた。

一方のカージナルスは、大型連敗中のダイヤモンドバックスを相手にスイープを目指したものの、ヤディアー・モリーナ、ノーラン・アレナードといった主力選手を休ませた最終戦を落としてスイープならず。ただし、0.5ゲーム差の2位につけるカブスが敗れたため、単独地区首位はキープした。現在は17連戦の真っ只中で、明日からドジャース3連戦がスタート。アルバート・プーホルスとの「再会」に大きな注目が集まりそうだ。

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