エンゼルスがドジャースに先勝 大谷2安打2打点の活躍

【ドジャース2-9エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

5連敗中のエンゼルスは今日からドジャースとのフリーウェイ・シリーズ3連戦。その初戦は打線が13安打9得点とつながり、9対2で快勝した。一方、敗れたドジャースはこれで4連敗。直近18試合で4勝14敗と苦しい戦いが続いており、開幕15試合で13勝2敗を記録して11まで増えた貯金はわずか1となってしまった。ドジャースの貯金が1となるのは開幕3試合を消化して2勝1敗となった日本時間4月4日以来のことである。

エンゼルス打線は序盤からドジャース先発のフリオ・ウリアスに襲いかかった。1点を先制された直後の2回裏、ジャスティン・アップトンの6号ソロとテイラー・ウォードの1号ソロで逆転すると、デービッド・フレッチャーには2点タイムリーが飛び出し、一挙4得点。5回裏には一死からフレッチャーがヒットで出塁し、大谷翔平がレフトへのタイムリー二塁打を放ってリードを4点に広げた。

6回裏には故障者リストから復帰してきたばかりの2番手ジョー・ケリーを攻め、ホゼ・ロハス、フレッチャー、大谷の3人がタイムリー二塁打、マイク・トラウトがタイムリー三塁打を放って再び1イニング4得点。大谷は外角のチェンジアップに泳がされたものの、体勢を崩しながら放った打球は右翼フェンスを直撃し、驚異のパワーを見せつけた。エンゼルス先発のグリフィン・キャニングは6回途中6安打1失点の好投。2番手のパトリック・サンドバルは9回表にムーキー・ベッツの4号ソロで1点を失ったが、最後まで投げ抜いた。

大谷は「2番・DH」でスタメン出場して空振り三振、センターフライ、レフトへのタイムリー二塁打、ライトへのタイムリー二塁打、ショートフライで5打数2安打2打点の活躍。2試合連続、今季10度目のマルチ安打をマークし、今季の打率は.278、OPSは.977となった。

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