糸魚川市はコロナ禍で帰省や移動を自粛している同市出身大学生らを支援しようと1日、地元の特産品を詰め合わせた応援品を学生の各居住先へ送った。
応援品は「出身大学生等応援事業」として昨年の実施に続く第2弾。応援品を提供できる事業所を募集し主にコメ、麺が選べる2コースを用意した。それぞれに菓子や缶詰など当地の味とマスク1箱、市長メッセージの一式をそろえた。
発送は同事業に登録した学生が対象で、1日現在の登録者数は400人。関東や北信越方面が多い。このうち第1便は100人に発送。同日、ヒスイ王国館内で糸魚川うまいもん会会員と市企画定住課職員が協力して箱詰め作業を行った。
同課は「日常生活や学業にも苦労があると思うが、ふるさとを思い出して元気に頑張ってもらいたい」と話している。
受付期間は6月10日まで。登録確認後に順次発送する。問い合わせは市企画定住課(電025・552・1511)へ。