アユ釣り26日解禁 試釣会で手応え 糸魚川市4河川

 糸魚川市の姫川、海川、早川、根知川で26日、今季のアユ釣りが解禁となる。糸魚川内水面漁業協同組合(永野正司組合長)は20日、解禁日を前に試釣会を行った。

 今年は5月9日、4河川で稚アユ20万尾を放流した。試釣会では組合員8人が友釣りを行い、約2時間で計110尾の釣果があった。

解禁日を前に行われた試釣会(20日、早川下流部)

 同組合の水嶋征雄副組合長(76)は「まずまずの結果。今季は大雪で水量が多く、濁りもあって天然遡上(そじょう)のアユの確認が今一つできなかったが、昨年並みに遡上していると思う」と手応えを話した。

試釣会の釣果 飲食店に提供 アユ、メニューに

 糸魚川のアユを広くPRし、地産地消を図ろうと、同組合は昨年に続き、試釣会で捕れたアユを市内飲食店に無償で提供。同市中央1のカフェレストラン・ブォーノは、新メニュー「若鮎(あゆ)と魚貝のタルタル」に仕上げた。

ヴォーノの新メニュー「鮎(あゆ)と魚貝のタルタル」

 遊漁券の購入やおとりアユの購入などに関する問い合わせは、同組合(電025・552・7828)へ。

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