新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、神奈川県海老名市は31日から毎週土曜に市内のイスラム教のモスク(礼拝所)で外国籍の希望者への接種を行う。
市によると、住民票のある外国籍の人にも接種の予約券は送付されているが、接種を受ける人は少数にとどまっているといい、身近な場所で接種できるようにする。
接種場所はモスク「海老名マスジド」(同市上郷3丁目)。医師や看護師のほか、市消防本部の救急救命士が打ち手となる。
市は打ち手の確保やワクチンの供給状況などを踏まえ、同モスクでの接種を行うとしている。