甲子園へ挑む 全国高校野球新潟大会開幕 上越勢11日から登場

 2年ぶりに甲子園へ向けた夏の戦いが始まった―。第103回全国高校野球選手権新潟大会が10日、県内74チーム(計84校)が出場して開幕。新潟市のハードオフ・エコスタジアム新潟で開会式が行われ、当日試合の4校と2年前の前回大会優勝、準優勝校の計6校のみが参加した。12チーム(12校)が出場する上越勢は、11日から登場する。

 昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で甲子園大会とその都道府県予選が中止に。それぞれで代替の独自大会が行われた。甲子園を目指した戦いは2年ぶりとなる。上越勢は春季大会準優勝の関根学園が第2シードに。1、2回戦は南・北支部同士が対戦する。

 順調に日程を消化すると、2日間となった準々決勝は22、23日に、準決勝は25日に、決勝は27日にいずれもハードオフ・エコスタジアム新潟で行われる。試合は入場者数の上限を設けて有観客制で行われる。

11日の上越勢

 ◇1回戦

 【柏崎市佐藤池】

(1)長岡向陵―柏崎常盤・柏崎総合・久比岐(午前9時)

(2)糸魚川白嶺―長岡(午前11時30分)

12日の上越勢

 ◇2回戦

 【柏崎市佐藤池】

(1)高田―上越総合技術(午前9時)

(2)長岡商―高田農(午前11時30分)

(3)小千谷―高田商(午後2時)

 【長岡市悠久山】

(3)新井―三条東(午後2時)

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