大磯ロングビーチがオープン 五輪「選手村」との境にフェンス

オープン初日に「流れるプール」を楽しむ来場者=16日午前10時半ごろ、大磯町の大磯ロングビーチ

 梅雨明けとなった16日、湘南のレジャースポット「大磯ロングビーチ」(大磯町国府本郷)がオープンした。県内でも30度を超す暑さの中、家族連れや若者が夏の訪れを楽しんだ。

 平塚市から家族や親族ら計6人で来た阿部美幸さん(28)は2年ぶりの来場。「5歳の双子がとても楽しみにしていた。ようやく来られた」と早速滑り台や水の掛け合いで夏を満喫した。

 昨年は新型コロナウイルス禍で近隣3ホテルの宿泊客ら限定だったが、今年は日帰りを含めて1日5千人を上限に営業する。

 隣接する大磯プリンスホテルは東京五輪の選手村の分村「セーリング村」となっている。選手団と利用者が接触しないよう、境界部分にフェンスを設置するなどの対応をとっている。

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