神奈川・大山の麓から、地元の五輪選手応援 小学生が「招布」にメッセージ

小田急線伊勢原駅自由通路に掲げられている、児童の応援メッセージ入りの手拭い「招布」

 東京五輪に出場する伊勢原市出身のアスリートを応援しようと、小田急線伊勢原駅の自由通路や、大山の麓の「こま参道」に地元の児童が健闘を願うメッセージを書き込んだ特製手拭い「招布(まねぎ)」が掲げられている。26日まで。

 招布は江戸時代、大山の登拝期間に宿坊が門前に掲げて大山講のグループを歓迎した手拭い。

 今回、市は五輪のシンボルカラーである青、黄、黒、緑、赤の5色の招布各200枚、計千枚を用意。市立の全10小学校に配布し、メッセージを書いてもらった。児童は「金メダル目指して頑張って」「最後まで走りきって」などのメッセージを書き込んだ。

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