<東京五輪卓球競技 7月24日~8月6日 場所:東京体育館>
27日、東京五輪の卓球競技4日目の女子シングルス4回戦に伊藤美誠(スターツ)が登場。サウェータブット・スターシニー(タイ)にゲームカウント4-0で完勝し、ベスト8進出を決めた。
伊藤美誠vsタイのエース
26日に混合ダブルス金メダルを獲得した伊藤は、本日27日昼に女子シングルス3回戦に臨み、ユ・フ(ポルトガル)を下し勝ち上がってきた。
対するはタイのエース、スターシニーだ。Tリーグでは日本ペイントマレッツに所属し、日本にも馴染みのあるプレーヤーだ。前陣でのパワフルな両ハンドに加えて、しゃがみ込みサーブも持ち味としている。
写真:サウェータブット・スターシニー(タイ)/提供:ITTF
伊藤美誠、ベスト8へ
立ち上がりから伊藤ペースで試合が進む。直前に張本智和(木下グループ)が、男子シングルス4回戦で敗れた悪い流れをもろともせず、得点を重ねる。貫禄すら感じさせる20歳は、様々な技術を繰り出し、安定した試合運びを見せ、2ゲームを連取した。
サーブレシーブで先手を取り、攻め立てる伊藤。第3ゲームは相手の流れになりかけるも、タイムアウトから立て直し、11-9と勝利に王手をかけた。続く第4ゲームもしっかりと制し、伊藤がベスト8進出を決めた。
女子シングルス4回戦
〇伊藤美誠 4-0 サウェータブット・スターシニー(タイ)
11-7/11-6/11-9/11-7
文:ラリーズ編集部