妙高市は8月1日、プレミアム商品券(妙高ささエール商品券)を発行する。1冊1万5000円分の商品券(30枚つづり)を1万円で購入できるもの。マイナンバーカードを取得済みの市民、または10月末までに取得申請した市民が購入対象となる。1人1冊までで、市内約450店が取扱店となる。
この事業は、デジタル社会の基盤となるマイナンバーカードの普及と、コロナ禍の影響を受けている地域経済の活性化を一体的に図る。
7月1日現在、同市のマイナンバーカード取得率は39・5%で、県内20市でトップとなっている。
プレミアム商品券の販売・使用期間は8月1日から11月末まで。購入に当たっては、市からの「購入引換券」を商品券の販売場所に持参する。
販売場所は妙高市役所、妙高支所、妙高高原支所、くびき野情報館、妙高高原観光案内所、市内の新井信用金庫、市内郵便局、新井商工会議所、妙高商工会、妙高高原商工会。
市観光商工課によると、購入引換券は20日に第1弾として、市民約1万3000人に発送した。
市は事業費として約3億円を補正予算に盛った。マイナンバーカードの取得率が60%となることを見込んで計上した。