「ごっつぁん弁当」で応援 相撲部とコラボ 8月末まで限定販売 食品スーパー「ハピー」

 糸魚川市の食品スーパー「ハピー」(福田頼母社長)は、海洋高相撲部とのコラボで「ごっつぁん弁当」を開発した。8月末までの期間限定で、南寺町2のハピー奴奈川店で販売する。

特製弁当を通じて海洋高相撲部のインターハイ活躍を応援する「ハピー」「いっさく」スタッフ

 本年度インターハイ相撲競技大会の地元開催を盛り上げ、大会に出場する同校相撲部の応援にと商品化した。

 弁当メニューの具材は同校生徒・相撲部と開発した能水商店の商品が使われている。魚醤(ぎょしょう)やみそ、のりのつくだ煮などを使ってちくわの磯辺揚げ、鮭の味噌チーズ焼き、海苔玉子焼き、ピリ辛味噌の野菜炒めなど。おかずの下にのりと梅の2種類のご飯を敷き、トータル約777グラム。価格は1200円(税込み)。ハーフサイズを600円(同)で販売する。1日数量限定でフルサイズは5個、ハーフサイズは10個。

能水商店の商品を用いて作った豊富なおかずとご飯を詰めた「ごっつぁん弁当」。写真右はハーフサイズ

 相撲部員のリクエストが盛り込まれ、試食した部員から「お代わりしたい」と好評を得た。商品開発に携わったグループ会社のレストラン「いっさく」奴奈川店チーフ・宮路奈緒美さん(39)は、大相撲の熱烈なファンで同校の卒業生でもある。「ごっつぁん弁当」に懸ける思いもひとしおで「おいしさとボリューム満載。日頃の成果が出せるようお弁当を食べて頑張って」と後輩の活躍を願ってエールを送る。

 弁当の売り上げの一部は同校相撲後援会に寄付する。

 「いっさく」全店(燕三条店除く)でも8月末までの限定メニューで「ごっつぁん御膳」(税込み1210円)を販売する。

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