大竹まこと、マラソン競技を札幌に決めたバッハ会長に対して「日本を知らなすぎる」

5日放送の『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)で、タレントの大竹まことが、トーマス・バッハ国際オリンピック委員会会長に対し、日本を知らなすぎると語った。

番組では、東京五輪でマラソン競技が行われる札幌市の現状を報じたスポーツニッポンの記事を紹介した。

その記事では、札幌は4日時点で15日連続真夏日を記録し、男女マラソンの号砲時刻である午前7時は27・7度と、当初の想定だった23度よりもかなり高くなっていることが紹介されており、男子マラソンのゴール想定時間では32.5度もの高温になるという計測結果が出ていた。

この記事を受け大竹は「バッハさんが札幌にしろって言ってね、札幌になっちゃったんだよ」とコメント。ヒコロヒーが「バッハさんも、『札幌やったら東京より暑くないんじゃない?』みたいな……」と安易に決めたのではと意見を出すと、「そうだね、日本を知らなすぎる」と指摘したのだった。

さらに気温の計測器は、アスファルトやコンクリートが熱を発しない、比較的涼しい場所に設置されるということで、大竹は「地べたは60度。で、札幌の走るところを見たら、市内の目抜き通り、アスファルトあるところを走る訳だよね? そうなると、まぁ、足元は結構なことになってるね」と暑さなどが原因で、リタイヤする選手が出るのではないかと危惧したのだった。

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