【日本保険薬局協会】認定薬局の登録、開示へ

【2021.08.05配信】日本保険薬局協会(NPhA)は8月5日、定例記者会見を開き、薬局情報の登録、開示を行っていく方針を示した。認定薬局の開示もしていく考え。

会見の冒頭で首藤正一会長は同日開かれた常任理事会で薬局情報登録を行っていくことになったと報告。NPhAにおいて会員薬局数が増えている中、個々の薬局の情報を登録する方向で承認を得たほか、今年8月から始まった認定薬局制度についても随時開示していくと述べた。

一方で、地域ごとに認定の基準が異なることにとまどいもあるとし、申請しても認可がおりないケースがあることに懸念を示した。

中にはカウンターに全て椅子を配置することが基準になっている都道府県もあるとの情報があるという。
首藤会長は、「始まったばかりの制度のため、随時、協会内でも情報共有を行い、基準の統一をお願いしていきたい」と話した。

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