ロイヤルズ逆転勝利 デビュー10年のペレスが2本塁打

【ヤンキース4-8ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

ロイヤルズは1点を勝ち越された直後の6回裏にサルバドール・ペレスのこの試合2本目の一発となる29号ソロなどで2点を奪い、逆転に成功。7回以降に3点を追加し、8対4で逆転勝利を収めた。ロイヤルズ3番手のジョシュ・スターモントが1回1/3をパーフェクトに抑える好リリーフで今季2勝目(2敗)をマーク。ヤンキース先発のネスター・コルテスは6回途中7安打5失点(自責点4)で今季初黒星(0勝)を喫した。

2011年8月10日(現地時間)にメジャーデビューしたペレスにとって、今日は「メジャーデビュー10周年」という記念すべき日だった。ロイヤルズの不動の正捕手として活躍してきたペレスは、記念すべき一戦の初回に28号先制2ランを放つと、1点ビハインドの6回裏には29号同点ソロ。2本塁打を含む3安打3打点の活躍でチームを勝利に導き、シーズン本塁打数のキャリアハイ(2017年と2018年の27本)を早くも更新した。

トミー・ジョン手術から復活した昨季は打率.333、11本塁打、OPS.986の好成績で自身3度目のシルバースラッガー賞に輝いたが、今季はハイペースで本塁打を量産。現在のペースを162試合に換算するとシーズン42本塁打に達する計算となる。ア・リーグでシーズン40本塁打を達成した捕手は過去に1人もいない。1985年のカールトン・フィスクの37本塁打を上回り、ア・リーグの捕手として史上初のシーズン40本塁打を達成する可能性は十分にありそうだ。

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