お盆休みも後半に差し掛かった。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、各交通機関による移動や店舗営業の自粛が呼び掛けられる中、昨年より若干の人出増加が見られるが、以前のような混雑はまだ見られないようだ。
毎年この時季、大勢の利用者でにぎわう妙高市猪野山の道の駅あらい。11日正午ごろ、昼食を取るため多くの車が止まっていたが、駐車場では空きスペースが目立った。飲食店の女性は「ここ数日は悪天候の影響もあったけれど、昨年より人が来ている」と話した。
同駅の鹿住正春駅長によると、高速道路の休日割引適用除外もあってか、県内や近隣県ナンバーの車が中心だという。「例年より3、4割は減っているが、昨年より人出が増えている。高速道路からの利用者は目に見えて減った」と語った。