エンゼルス再び借金生活突入 大谷のタイムリーの1点だけ

【アストロズ4-1エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

ブルージェイズ4連戦の最終戦に勝利して勝率5割復帰を果たしたエンゼルスは、今日から本拠地でのアストロズ3連戦がスタート。その初戦はアストロズ先発のザック・グレインキーを攻略できず、1対4で敗れた。今季のエンゼルスは同地区の上位3チームを苦手としており、対アスレチックス4勝12敗、対マリナーズ5勝8敗、そして対アストロズは今日の試合を含めて3勝7敗。苦手のアストロズに敗れ、またしても借金生活に投入した。

エンゼルス先発のパトリック・サンドバルは3回までアストロズ打線をわずか1安打に抑えていたが、4回表先頭から二者連続四球を与え、アレドミス・ディアスにはヒットを許して無死満塁の大ピンチ。ここでカイル・タッカーに22号グランドスラムを浴び、4点を先制された。5回途中から継投に入り、6回以降はアストロズの打者12人をパーフェクトに抑えるなど、リリーフ陣が好投を見せたものの、打線はグレインキーの前に7回まで無得点。8回裏に大谷翔平のタイムリーで1点を返すのが精一杯だった。

「1番・DH」でスタメン出場した大谷は、グレインキーと対戦した3打席はショートライナー、ライトフライ、空振り三振でいずれも凡退。8回裏の第4打席は二死1・2塁のチャンスで2番手ケンドール・グレイブマンと対戦し、詰まった打球がシフトの逆を突く形でレフト前に抜けるタイムリーとなり、大谷は守備がもたつく間に二塁を陥れた(記録はサードへの内野安打)。4打数1安打1打点で今季の打率は.267、OPSは1.012となっている。

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