山形の田んぼにタワーマンション!? その意外な人気の理由に迫る | 今週の気になる地方移住ニュースまとめ

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この記事では、8月8日から8月14日の間に配信された内容を元に、トピックを振り返っていきます。

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若い女性がターゲット「ライトな移住」を富士宮市が人気マガジンとコラボで提案

— 今年のお盆休みは各地で豪雨が降り続きました。お住まいの地域、田舎や移住先など皆さまのゆかりの地域の被害状況が心配です。天気予報によると、これからの数日、またしても豪雨予想がされている地域が少なくないようです。

そのようですね。地盤が緩くなっているこの状況下での長雨。土砂災害が本当に心配です。どの地域でも、引き続き警戒を怠らないようすごしたいものですね。皆さまの安全を祈っています。

— それでは、今週はこの記事から見ていきましょうか。

ニュース記事:「ライトな移住」若い女性に提案 富士宮市、人気マガジン「GENIC」とコラボ

「GENIC(ジェニック)」は、若者に人気のカメラとトラベルのライフスタイルマガジン。雑誌やウェブ、SNSで展開しているメディアです。このたび、静岡県富士宮市がコラボレーションをはじめたとのこと。20~30代の若い女性に狙いを絞ってシティープロモーション企画をすすめ、少しハードルを下げた「ライトな移住」を提案する取り組みです。

— 本格的な「移住」となるとある程度の決断と覚悟が必要に思えますが、それが若い女性にはかえって高いハードルになっていますよね。確かにこのような若者向けのおしゃれなメディアで「移住」を取り扱うこと、「移住」とまでいかなくてもその入り口としてワーケーションや二拠点生活に興味を持ってもらうことはハードルを下げる策としていいアイデアだと思います。

実際に富士宮市へ赴きワーケーションし、移住者へのインタビューを行なったのは、伊佐知美さん。彼女自身も日本一周+世界二周、語学留学しながらの多拠点居住など「旅×仕事」の移動暮らしを経験し、現在、沖縄・読谷村に移住しているのだそうです。経験者から直接語られる「若者の移住者のリアル」はきっと魅力的に伝わることでしょう。

— おしゃれで創造的、なんとなくカッコいい「ライトな移住」からスタートした若者たちが、地域でさまざまな交流や経験をしていく中で、やがて定住に繋がる可能性にも期待したいですね。

山形の田んぼにタワーマンション!? その意外な人気の理由は?

— さて、次は、タイトルを読んだだけでも気になってしまうこんな記事を。

ニュース記事:山形の田んぼにポツンと…入居者語る“日本一安いタワマン”の意外な利点

こちらは、山形県上山市の田んぼの中にそびえたつタワーマンション「スカイタワー41」。41階建て全389戸の分譲マンションで、高さは東北一の134m、直近10年の参考価格は750~1250万円ほどだそう。“日本一安いタワーマンション”と呼ばれています。

— 同じ金額を出せば中古の一軒家を買うこともできそうですが、なぜタワーマンションが売れているのでしょうか?

年配の方にとっては、管理人がいること、冬の暖房費などの光熱費が安いこと、毎冬の重労働「雪かき」や「雪下ろし」から解放されることも大きい要因のようですね。最近は子どもを持つ若い世帯も増えているとか。田舎暮らしにつきまとう“不便の解消”がこのタワーマンションのメリットと言えそうです。

— なるほど。移住者にとってもこのタワーマンションはとても便利な住宅となりえるかもしれないですね。

都会のマンション暮らしに慣れた方がいきなり管理の大変な一軒家で暮らすのは創造以上に大変なこと。一軒家よりも固定資産税も安いでしょうし、なるべく費用を抑えて移住生活を回していきたいという人にも理にかなったチョイスですよね。もちろん、このようなタワーマンションが全国にあるわけではありませんし極端な例ではあると思いますが、見た目の異様さも相まって興味深い物件だなと思います(笑)。

地方移住の全体像と、細部に渡った参考になる情報を、地方移住クリップでは引き続き皆様にお届けしていこうと考えています。

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