妙高市水上地区の水上商工振興会はこのほど、同市北条周辺の休耕田に並んだ牧草を発酵させるサイロを利用したメッセージ看板を作った。夏の恒例で、通り掛かる人にさまざまな言葉を送っている。
平成29年から行われている取り組みで、家畜飼料用に休耕田で牧草を育てる土地所有者から許可を得て実施している。同所には現在、約400個のサイロがずらりと並び、通り掛かる人の目を引いている。
11日に会員5人が集まり、白いビニールでくるまれたサイロをキャンバスに「スピード注意」や「おはよう」「健康第一」などの言葉や絵を描いた。一定の交通量と通学路があり、双方に注意を呼び掛けている。
髙橋智和会長は「見てくれた人の気に留まり、言葉が伝わったらうれしい」と話していた。
サイロは順次、牧場などに運び出されるため、設置は期間限定。