ブルージェイズ8連勝! ゲレーロJr.がヒーニーから42号

【ブルージェイズ6-4ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ブルージェイズは6対4でヤンキースを破り、敵地での4連戦をスイープして8連勝。エリアス・スポーツ・ビューロー社によると、ヤンキー・スタジアムでビジターチームが1度もリードを奪われることなく4連戦をスイープするのは史上初の快挙となった。ブルージェイズはワイルドカード争いで2位のヤンキースまで0.5ゲーム差に急接近。一方、6連敗となったヤンキースは13連勝のあと、12試合で2勝10敗と苦しい戦いが続いている。

ボー・ビシェットの22号先頭打者アーチで先制したブルージェイズは、5回表にランドール・グリチックの22号ソロで1点を追加。6回裏にアンソニー・リゾーの19号2ランで同点に追いつかれたものの、7回表にビシェットが勝ち越しタイムリーを放ち、8回表にはダニー・ジャンセンの押し出し四球でリードを2点に広げた。9回表にはブラディミール・ゲレーロJr.の42号ソロなどでさらに2点を追加。9回裏にゲーリー・サンチェスの21号ソロとルーク・ボイトの9号ソロで2点を返されたが、6対4でヤンキースを破った。

ア・リーグの本塁打王争いで大谷翔平(エンゼルス)とサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)を追っているゲレーロJr.は、最初の4打席はいずれも凡退したものの、9回表に回ってきた第5打席でヤンキース4番手のアンドリュー・ヒーニーから42号ソロ。この一発でペレスと並び、大谷に1本差に迫り、シーズン100打点にも到達した。打率.319はリーグ1位、42本塁打は同2位タイ、100打点は同4位となり、三冠王の可能性も十分に残されている。

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