水害想定し防災訓練避難所のタイムス社視察 高土町2町内会

 上越市高土町2町内会は26日、水害を想定した防災訓練を行った。役員ら約30人が参加、協定に基づき避難所となっている上越タイムス社本社(同市高土町2)内の避難スペースも視察した。

 同町内は青田川と関川に挟まれる形で立地しており、市が8月に公表した洪水ハザードマップでは「1000年に1度」クラスの大雨で、3~5メートルの浸水被害が起きると想定されている。市防災危機管理部の担当者は「自治体から警戒レベル4(避難指示)が出たら、避難所にいるようにしてほしい。大したことはないと落ち着いたりせず、隣近所に声を掛け合って逃げて」と呼び掛けた。

市が8月公表した洪水ハザードマップを見ながら、避難判断のタイミングなどを考えた

 玉虫善雄会長は「昨年購入したテントやスピーカーの設置、運用についての訓練も行った。上越タイムス社の避難スペースも確認させてもらい、安心した」と話していた。

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