横浜市緑区で1日午後に断水 3600戸に影響 バルブ開け忘れが原因

 横浜市水道局は2日、工事の際にバルブを開け忘れたことで、同市緑区十日市場町、新治町の一部で1日午後に断水が起きたと発表した。断水時間は最大5時間40分で、約3600戸が影響を受けた。

 同局によると、水道管をつなぎ替える工事を行った際、職員が既設管のバルブを閉めたものの確認を怠り、バルブが開いていると勘違いして作業を終了させたことが原因という。

 同日午後1時50分ごろ、住民から「水が出ない」などと連絡があり判明。同局がバルブの開け忘れに気付いたのは約2時間後で、全ての断水が解消したのは同7時半だった。市には計約230件の問い合わせが寄せられたという。

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