計画通り進む平壌市1万世帯住宅建設 3月に着工、今年中に完成予定

金正恩総書記が今年3月、着工式に参加した平壌市の1万世帯住宅の建設が最終段階に入った。

朝鮮中央通信は11月3日発で、現地を視察した金徳訓内閣総理(朝鮮労働党政治局常務委員)が「住宅の建設が完工段階に入ったことに合わせて仕上げ工事と園林緑化のレベルを高めることを指示した」と伝えた。

現地を視察した金徳訓内閣総理(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

現在、朝鮮では2025年までに首都・平壌に毎年1万世帯ずつ、累計5万世帯の住宅を建設する一大プロジェクトが進められている。 

これは今年1月に開かれた朝鮮労働党第8回大会の決定によるもので、今年中に1万世帯が建設される予定だ。

今年中に建設される1万世帯住宅の完成予想図(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

3月に着工式が行われた松新、松花地区は、金日成広場のある中区域から東方向に向かって大同江を渡り、チュチェ思想塔が位置する東大院区域をさらに越えた寺洞区域に位置する。

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