葛飾区長選に立候補。現職 青木 克徳(あおき・かつのり)氏の経歴・政策は?

任期満了に伴う葛飾区長選挙(10月31日告示、11月7日投票)には届け出順に無所属で現職の青木克徳氏(72)と無所属で新人の梅田信利氏(59)の2名が立候補しています。

本記事では青木克徳氏の経歴・政策をご紹介します。

葛飾区出身、都立葛飾野高等学校卒業。葛飾区政策経営部長、収入役等を経て、葛飾区長を3期務める

青木氏は1949年葛飾区出身、東京都立葛飾野高等学校卒業。葛飾区に入庁し、地域振興部長、政策経営部長、収入役を歴任しました。2009年の葛飾区長選に初当選、以降3期連続当選しました。今回は4期目への挑戦となります。

青木氏が掲げる政策とは

青木氏は自らのホームページにて重点施策を公表しています。

子どもが輝き、楽しく学べるふるさとづくり

1.母子が安全・安心な妊娠・出産を迎えるために、妊娠期の必要な妊婦健康診査にかかる費用負担の助成等の経済的支援を充実します。

2.(仮称)子ども総合センター・保健所の建設にあたっては、児童虐待への対応等子育てにかかる総合的な拠点を目指します。

3.待機児ゼロを目指し、必要な地域にバランスよく認可保育所や認証保育園等を計画的に整備します。また、一時保育、延長保育等多様な保育サービスの充実を図るとともに、病時保育や休日保育等新たなサービス需要に対応していきます。 ほか

安全安心を実感できるふるさとづくり

1.支援が必要な高齢者や障害者等の火災警報機器や家具転倒防止器具等の物品の配布などによる防災・防犯対策や「あんしんネットワーク事業により日常生活の安全・安心対策を充実します。

2.首都直下型地震等の災害が発生した時に、迅速に区の機能を確保する観点から、区の事業継続計画(BCP)を策定します。

3.地区センター管内や地域危険度を考慮して、平常時における地域コミュニティや災害時における地域の初動活動の核となる防災活動拠点の整備を推進します。 ほか

生涯現役・健康寿命日本一のふるさとづくり

1.生活習慣病に着目した予防重視の特定健康診査・特定保健指導の積極的な受診の働きかけを行います。

2.食育の充実を一層推進します。

3.早期にがんを発見し、治療につなげていけるように、がん検診のについて一層の充実を図ります。 ほか

誰もが安心して暮らせるふるさとづくり

1.中小零細企業等が安定的に事業を継続していけるように、融資の斡旋、融資の際の信用保証料やの利子へのタイムリーな支援を充実します。

2.地域の商店街振興や活性化のため、イベント助成、ポイントカード事業への支援、商店街の魅力を高めるための支援策の充実等の助成事業を拡充します。

3.「かつしか観光プラン」を着実に実現し、柴又、堀切、亀有、水元などのまちの賑わいの創出や地域の活性化を推進します。 ほか

水と緑に触れ合える快適なふるさとづくり

1.金町駅南口地区の再開発や金町駅東側南北道路の拡幅を着実に推進します。

2.新小岩駅周辺の開発については、南北自由通路等の整備を推進し、駅周辺のまちづくりを進めていきます。

3.大規模工場跡地の新宿六丁目地区については、東京理科大学と都市計画公園を核としたまちづくり、金町駅の改善・JR本数増の働きかけ、東金町地区との面的な整備等を推進します。 ほか

バリアフリーによるふるさとづくり

1.まちなみ等都市景観の向上や区民の遊び、憩いの場として、本区の特色である水辺を利用した水の拠点や地域の核となる特色ある公園の整備を積極的に進めます。

2.新宿六丁目については、東京理科大学の開学や地元住民の意向を踏まえ、区民が憩える緑豊かなスペースとし活用します。

3.都内で随一の水郷景観豊かな水元公園の小合溜の水環境を再生します。 ほか

ふるさとづくりを支える区役所を改革します

1.ICTを活用し、自宅やコンビニエンスストアなどの端末などから、いつでも、どこでも区役所のサービスをワンストップで受けることが出来る「ワンストップ電子区役所」を実現します。また、ICTが苦手な人には、区役所の窓口の一元化を図った総合窓口を設置し、簡単に窓口サービスを受けられるワンストップ区役所を実現します。

2.多種多様、高度化する区政の課題に対応するとともに、区民本位の区政を実践していくために、採用、研修、人事考課制度の活用・充実を図ります。

3.タイムリーな区政を実践していくため、スピーディに施策や事業を推進してまいります。 ほか

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