DDTの横浜ラジアントホール大会でシングルリーグ戦「D王GRAND PRIX 2021 Ⅱ」のAブロック公式戦が6日に行われ、ボディガー(53)が吉村直巳(26)を下して白星発進した。
重量級同士の一戦は、序盤から激しい体のぶつかり合いが展開されるなど、迫力満点の好試合となった。それでもキャリアで圧倒的に相手を上回るボディガーは、ブレーンバスターやスリーパー、ギロチンドロップなどで徐々に追い詰める。相手のパワーファイトに手こずる場面もあったが、最後は右ハイキックでとどめを刺して貫禄勝ち。初戦白星で初出場の同リーグ戦を最高の形でスタートさせた。
試合後は「若い吉村相手で、長引けば不利になると思った。ハイキックはずっと狙っていたが最後は手応えがあった」と狙い通りのフィニッシュに会心の表情を浮かべた。
次戦の相手は10日の新宿フェイス大会で火野裕士と激突。この日、前回覇者の秋山準を破った難敵となるが「言わずと知れた怪物。真っ向勝負でいきたい。思いっきりバチバチやり合うんで期待していてくれ」と〝モンスターハント〟を力強く誓っていた。