【やまぐち深発見紀行】 No.237「名田島・フットパスで持続可能な地域おこしを」

▲コースに立てられた目印の旗

 「今あるものを無理なく活用して、人口増加につなげたい」地域の課題を解決するために、名田島地域が始めた取り組みとは――。

 「フットパス」とは、地域に存在する風景を楽しみながら「歩くこと(foot)」ができる「小道(path)」のことで、イギリスが発祥。近年、日本でも様々な地域でフットパス事業が展開され、地域の魅力再発見や郷土愛の醸成などに活用されている。

 名田島では、2年前から「地域住民が無理なく続けられる」をモットーにフットパスを取り入れた地域づくりを始めた。以前、同地域で作成したウォーキングマップを再利用してフットパスのコースを設定。今後も徐々にコースを増やしながらウォーキングイベントを開催するという。

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