２０２２年用年賀状の受け付けが１５日、全国で一斉に始まった。上越市大手町の高田郵便局でも同日、専用ポストが設置され、早速投かんする人の姿が見られた。２５日までに投かんすれば、新年元日までに配送される。
昨年に続き新型コロナウイルス感染症の影響が続いているが、年賀状全体の売れ行きに大きな変化はないという。日本郵便は今年から、購入から作成、受け取りまで全て通信アプリＬＩＮＥ（ライン）上でできる年賀状サービス「スマートねんが」も始めている。
同郵便局では例年、年賀状の受け付け開始に合わせて、近隣保育園児による初差出式が行われている。今年は新型コロナの影響が落ち着いてきたため行う予定だったが、オミクロン株の流行もあって、２年連続での取りやめとなった。
同郵便局の田口太総務部長は「コロナ禍で遠方の人と会う機会が減っている。受け取る人へ思いを届けることを心に浮かべ、年賀状を書いてもらえたら」と願った。年賀状の受付、販売は来年１月７日まで。専用ポストは年明けまで設置予定で、差し出し状況を見て撤去するという。
