2021年上越市出生届 男の子名前「ゆいと」女の子名前「ゆな」最多 漢字は「斗」と「菜」

 上越市で2021年に届け出され、上越タイムス「お誕生」欄に掲載された名前を調べたところ、男の子は「ゆいと」、女の子は「ゆな」が最も多かったことが分かった。

 対象となったのは、昨年1月5日から12月30日までに掲載された891人(男の子424人、女の子467人)。男の子の名前は、「ゆいと」が最多で10人、2020年に最多だった「はると」をはじめ、「そうた」「れん」が8人、「こうき」「そら」「はる」「はるき」「りつ」が6人。女の子では「ゆな」が10人、次いで「みお」が8人、「いちか」が7人、「あかり」「えま」「こはる」が6人だった。

 使用された漢字は、男の子では「斗」が24人で最も多く、「絢斗」「結斗」「斗織」などの使い方が見られた。「翔」と「大」が21人。「真・眞」が19人、「晴」が18人で続いた。

 女の子では昨年に続き「菜」が最多で26人。「杏菜」「結菜」「心菜」のように使用されることが多かった。次いで「莉」「奈」「花」が25人、「愛」「結」が22人だった。「いろは」「ひまり」「ふみ」といった、ひらがなの名前も多く見られた。

10月生まれの「こはく」ちゃん。「長い年月をかけてできる琥珀のように、人生のいろいろな経験の中で、キラキラと輝く、深みのある人間に育ってほしい」と名付けられた

上越市で900人割る 少子高齢化さらに顕著

 上越市の少子高齢化も顕著だ。2020年調査では対象の子どもは1029人、2021年調査では、初めて1000人を下回り948人。今回は900人を割り、800人台となった。

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