1月9日に告示された岐阜県美濃市長選挙には、自民・公明の2党が推薦する現職の武藤鉄弘(むとう・てつひろ)氏(69)、新人の村井和仁(むらい・かずひと)氏(55)の無所属2名が立候補しました。投票は1月16日です。
8年ぶりの選挙戦となった今回の美濃市長選では、武藤市政の是非、新型コロナウイルス対策、人口減少・過疎化対策、観光振興策などが争点と考えられています。
美濃市の将来のため、今こそ少子化対策を講じよう
武藤氏は美濃市出身、岐阜経済大学経済学部卒業。岐阜県に入庁し、総務部長、ぎふ清流国体推進局長、美濃市副市長を務めました。2014年の美濃市長選で初当選、2018年に再選。今回は3期目への挑戦となります。
武藤氏は以下の政策を掲げています。
・少子化対策としての滞在型の観光促進、保育サービスの充実、テレワークの環境整備
・市の伝統産業である美濃和紙の職人育成の促進
「強い行政」ではなく「柔軟に対応できる行政」を目指し、市民一丸となって輝く美濃市に!
村井氏は美濃市出身、秋田大学鉱山学部資源化学工学科卒業。東海ゴム工業株式会社(現 住友理工株式会社)社員を経て、美濃市に入庁。市民生活課長、総務課長、税務課長を歴任しました。
村井氏は以下の政策を掲げています。
<様々な課題を一つひとつ丁寧に解決していきます>
○「子育て世代」を支援します
・子育て世代の家計を助けるための家賃補助 ほか
○財源を稼ぎ、無駄遣いをストップします
・「みのブランド」のセールス、ふるさと納税制度の活用、クラウドファンディングの導入等による新たな財源の確保に向けた取り組み ほか