昨夏の東京五輪の柔道男子100キロ級で金メダルを獲得したウルフ・アロン選手をたたえる金色の郵便ポスト「ゴールドポスト」が1日、秦野市南矢名の秦野東海大学前郵便局に設置された。
東京五輪・パラリンピックで金メダルを獲得した選手の功績を伝える内閣官房と日本郵便の「ゴールドポストプロジェクト」の一環。設置場所は本人の希望で選ばれ、選手ゆかりの地域を盛り上げる狙いもある。
同郵便局はウルフ選手が通った東海大湘南キャンパス(平塚市)のすぐそばにある。周辺は1人暮らしの学生が多く住むほか、局内に設置された現金自動預払機(ATM)を利用する同大の学生も多いという。
ポストは全面が金色で塗装されており、投函(とうかん)口の下にはウルフ選手の名前や競技種目などを日本語、英語、点字で記したプレートが貼られている。