東日本を中心に警報級の大雪 交通の乱れに警戒

 東日本を中心に6日(日)夕方にかけて大雪となる所がある。特に新潟県の上越では除雪が困難な積雪となるおそれがあるほか、東海地方でも警報級の大雪となる所があるため警戒が必要となる。

 北~東日本の上空約5000メートルに-36℃以下の寒気が流れ込み、日本付近は冬型の気圧配置が強まっている。雪の降り方も強まり、短い時間で積雪が急激に増えるおそれがある。

 7日(月)の朝までの24時間に降る雪の量は多い所で、新潟県の山沿いで65センチ、岐阜県や滋賀県北部、長野県北部の山地で60センチなどとなっている。

 大雪や積雪、路面の凍結による交通の乱れに警戒が必要なため、時間に余裕をもった行動を心がけたい。電線や樹木への着雪、なだれにも注意が必要となる。また、ビニールハウスなどの農業施設の被害、カーポートなどの簡易な建築物や老朽化している建築物などは倒壊のおそれがあるため、近寄らないよう注意してほしい。

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