【新型コロナ】横須賀で1人死亡338人感染 施設クラスターが拡大 防衛大学校が8人感染発表

横須賀市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県横須賀市は10日、90代女性1人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女338人の感染を発表した。中等症27人、軽症294人、無症状10人、調査中7人、感染経路不明は255人。

 年代別では10代が57人で最多。20代50人、40代45人、10歳未満37人、30代と50代が各36人、70代27人、60代25人、80代14人、90代10人、100歳以上1人。

 90代女性は5日に陽性が判明し、9日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。入所していた介護老人保健施設でクラスター(感染者集団)が発生していた。

 市内の障害児通所支援事業所で利用者3人、職員2人の計5人の陽性が判明、市は新たなクラスターと認定した。

 既にクラスターが発生している介護老人保健施設2カ所で新たに2人と6人の陽性が判明、感染者は計20人と29人になった。デイサービス施設でも新たに職員1人の陽性が判明し感染者は計8人に、有料老人ホームでも新たに2人の陽性が判明し、感染者は計15人となった。

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 防衛大学校(同市走水)は10日、10~20代の学生6人と40~50代の職員2人の計8人が新たに感染したと発表した。

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