妙高市の雪氷防災企業、アサップが立ち上げたスキーブランド「妙高連山」の試乗会が12、13の両日、安塚区のキューピットバレイスキー場で開かれている。テールに妙高山、火打山、大毛無山を描いた特徴的なデザインと軽さ、操作性の良さで、試乗希望者が集まった。
「妙高連山」はアサップで仕様を決め、青森県のスキーメーカー「ブルーモリス」で製造。試乗会はブルーモリス社の今シーズンモデル試乗会と同時に開いている。気軽に立ち寄って体験してもらおうと、予約なしで試乗できるようにした。
試乗にはインストラクターやスキー愛好家が次々訪れ、スキー板の特徴や軽さを聞き、試乗したい板を履いてゲレンデに向かった。長さ150センチの「妙高桜花」のスキー板を試乗した女性(67)は「ひざに負担をかけたくないので、160センチの板を履いているが、操作性が良く楽に乗れた」と喜んでいた。
アサップの小川克昌社長は「春の大型連休に妙高市のスキー場でも試乗会をやってみたい」と話していた。
試乗会の会場はキューピットバレイスキー場センターハウス前。新型コロナウイルスに関する「まん延防止等重点措置」期間中のため、来場時は感染対策を呼び掛けている。