新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で19日、新たに男女17人の死亡と、10歳未満~100歳代の男女7700人の感染が確認された。
横浜市では、7人の死亡が確認された。市によると、うち4人は入院した病院でクラスター(感染者集団)が発生していた。港北区の90代女性は14日に自宅で倒れて病院に搬送され陽性が判明し、死亡した。
相模原市では、3人の死亡が判明。70代男性は16日に体調不良で救急搬送され、亡くなった後の検査で陽性が確認された。横須賀市でも3人、海老名市は男性2人、座間市と大和市ではそれぞれ女性1人の死亡が明らかになった。
一方、横浜市は病院2施設、高齢者施設7施設を新たなクラスターに認定。川崎市では川崎区の社会福祉施設で利用者ら27人、同区の別の社会福祉施設で5人の感染が判明した。既にクラスターが発生している横須賀市の矯正施設では収容者24人の陽性が判明し、感染者は計66人となった。
県は新たに245人が自主療養したと発表した。自主療養者の累計は7840人になった。