新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で20日、新たに男女13人の死亡と、10歳未満~100歳代の男女6814人の感染が確認された。
横浜市は60~100歳代の男女5人の死亡を発表。いずれも基礎疾患があり、うち4人は、入所していた施設や入院先の病院でクラスター(集団者感染)が発生していた。
相模原市では70~90代の男性計3人の死亡が判明。川崎市と横須賀市で各2人、鎌倉市で1人の死亡が明らかになった。
一方、横浜市は、高齢者の通所・訪問・宿泊の介護サービスを行う小規模多機能施設の陽性者数が5人になったとして、新たなクラスターと認定したと発表。川崎市川崎区の介護事業所や有料老人ホーム、相模原市中央区の特別養護老人ホームなど3施設、藤沢市の障害者福祉施設、県小田原保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設でもクラスターが確認された。
県は新たに136人が自主療養したと発表した。自主療養者の累計は7976人になった。