J1川崎の新人DF佐々木旭(22)=流通経大=が2月26日の鹿島戦でプロ初先発初得点をマークした。左サイドバックで後半途中までプレーし、試合後の会見では「アシストかゴールで勝利に貢献したかった」と喜びを語った。
主な一問一答は次の通り。
―プロ初先発。どんな気持ちで臨んだか。
「連敗できない試合で自分を使ってくれた鬼木さんに感謝したい。期待に応えるため、何としても結果を残したい強い気持ちで試合に入った」
―結果を出した。
「アシストかゴールで勝利に貢献する活躍をしたいと思っていた。ゴールはすごくうれしいが、狙っていた」
―ゴールシーンについて。
「あの形は毎日セットプレーの練習でやっていた。競る瞬間に相手もボールウオッチャーになって、スペースが空いているのが見えた」
「ふかしてもいいから、とにかく思い切って振り抜こうと思ったらいいコースにいった」
―後半について。
「ハーフタイムにも3点目を取りにいこうと話していた。3点目を取れなくても、全員で体を張って無失点に抑えられたのは大きい」
―得点への意識について。
「昔はトップ下をやっていて攻撃するのは好き。けっこう得点を取っていたタイプ。久々にこういう大きい試合で取れた」
―小林、チャナティップとの左サイドの縦関係について。
「自分が幅を取り、小林選手がドリブルで仕掛けた時に外から追い越す形を多くつくろうと話していた」
―後半に両足つった。
「あまり緊張はしなかったが、(練習では)しばらくセンターバックをやっていたので、鹿島の強度が高いなかサイドバックで出て、つってしまった」