27年間海上保安業務に従事 巡視艇「とよかぜ」解役

27年の長きに渡って 海の安全を守り続けました。

大分海上保安部所属の巡視艇「とよかぜ」が、老朽化のため任務を解かれました。 「とよかぜ」は 1994年に就役して以来、 一貫して大分海上保安部に所属し、津久見港を拠点に 違反の取り締まりや 海難救助などに あたってきました。

解役式では、 大分海上保安部長から 任務を解く旨が乗組員に伝達されたあと、 艇長が「とよかぜ」に 掲揚されていた国旗と海上保安庁旗を 返納しました。

「とよかぜ」は 27年間で 地球6.6周分の 距離を航海し、検挙した犯罪件数は427件、救助した人数は 41人にのぼります。 「とよかぜ」の 名前を引き継ぐ後継の巡視艇は 今月末に 配備される予定です。

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