コロナ禍の就職活動 自分をどうPR?大分市で企業説明会

今月から大学生などの就職活動が解禁されました。コロナ禍の今だからこそ、直接相手を見極める機会が求められているようです。大分市で開かれている合同企業説明会には、県内企業100社と、来年春に卒業予定の学生らおよそ120人が集まりました。

(麻生記者リポート) 「感染対策がありますが、学生からの質問も多く出ているようです」

新型コロナ対策で制限もありましたが、対面でのやり取りに、企業も学生も、手応えを感じたようです。

(就活生) 「私はまだどこに勤めるっていうのがはっきり決まっていなかったので自分のあっている場所が どこかなっていうのを注目しながら」

(企業の採用担当者) 「お話をしていてもその人と何か伝わらないようなですから、直にお会いできる機会があるのは本当にありがたい」

人材派遣大手の調べによりますと、コロナ禍で浸透したウェブ上での合同説明会について、歓迎する学生の声も多くあります。その一方、貴重な対面の機会を重視する意見も。

(就活生) 「面と向き合っていないからどこか違和感があるみたいな会話をしているんだけどちょっと違う感じで大変です」

(就活生) 「リモートでは伝えにくい人柄とか大事にしている」

(大分労働局 鈴木隆彦職業安定部長) 「どうしても対面で会って実際の会社の雰囲気を知りたいとか、企業側も実際の人の雰囲気を知りたいという要望が結構上がっている。実際に感染対策をして対面で採用活動する企業も増えている」

合同説明会はあすも行われ、当日参加も可能です。

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