新型コロナ 大分県内で298人感染 2人死亡

大分県内で11日に判明した新型コロナウイルスの感染者は298人でした。2人の死亡が判明し、クラスターは5件発生しています。

感染者は全ての年代で発生しています。10歳未満と10代、さらにその親世代の30代と40代で多い状況は変わらず、家族内で感染が広がっていることがうかがえます。

姫島村を除く市と町で感染者が発生しており、大分市が190人で全体の6割以上を占めているほか、別府市と中津市で20人以上の感染者が出ています。

新たなクラスターは5件で、学校、事業所、高齢者施設、福祉施設、幼児教育・保育施設がそれぞれ1ヵ所です。

療養中だった70代と80歳以上の感染者 合わせて2人の死亡が発表されました。2人とも持病があったということです。県内の新型コロナ関連の死者は113人となりました。

重症者が1人増えて2人に、入院者、宿泊療養者、自宅療養者いずれも減少しています。新規感染者数を上回る324人が退院または療養解除となっています。

各指標とステージはご覧の通りです。重症者の病床使用率が4・7%に上がり、一方で病床使用率は僅かに下がりました。

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