コンビニ店員詐欺被害防ぐ 大分

 特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、大分市のコンビニエンスストアの従業員に警察から感謝状が贈られました。大分中央警察署の木村浩和署長から感謝状が贈られたのは、セブン-イレブン大分新川町店の望月ゆかさん(36)です。警察によりますと2月28日、60代の女性が電子マネーを購入しようと店を訪れました。入金が6万5000円と高額であることを不審に思った望月さんが使い道を聞いたところ、パソコンのトラブルを解決するための金を要求された事が分かり、詐欺だと見抜いて110番通報しました。

 セブン-イレブン大分新川町店・望月ゆかさん「実際にお客さんに(電話の)相手との会話の状態を聞いたら(言葉が)片言だった。詐欺じゃないかという確信が強くなったので未然に防げてよかったです」

 大分中央警察署の管内では2022に入ってから15日までに9件の特殊詐欺の被害が発生していて、2021年の同じ時期に比べて2倍以上に増えています。

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