国際色豊かな別府市のAPU立命館アジア太平洋大学で卒業式がありました。
APUでは春と秋の年2回卒業式をしていて、この春728人の学生が卒業の時を迎えました。このうち190人が23の国と地域から訪れた国際生で、一部の学生は入国規制の影響を受け、オンラインで式に参加しました。4年間の学生生活のうち半分をコロナ禍で過ごした学生たち。卒業を迎えた喜びはひと塩です。
(卒業生) 「友達と会えないのはすごくつらくて、想像していた大学生活ではなかったが、その中でも自分で出来ることは何か、コロナ禍だからこそ得たものも」
母国と日本の架け橋になりたいと語る学生も。
(タイ出身卒業生) 「観光について勉強したので、タイ人は日本が好きだから、自分の国と日本がどうやってつながるか、そんな仕事をしたい」】
すべての経験を糧にそれぞれが夢を抱き、国内外へと羽ばたきます。