新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は28日、70～90代の男女3人の死亡と、10歳未満～100歳代の男女1720人の感染を確認したと発表した。重症1人、中等症6人、軽症1609人、無症状26人、78人の症状が分かっていない。
市によると、死亡した3人のうち2人は入院先の病院や入所施設でクラスター（感染者集団）が発生していた。
横浜労災病院（同市港北区）に入院していた70代男性は24日に発熱して陽性が判明、25日に肺がんで死亡した。
通所介護施設で宿泊サービスを利用していた90代女性は17日に発熱し、陽性が判明。25日に亡くなった。
神奈川区の80代男性は24日に自宅で死亡しているところを家族が発見。死因は虚血性心疾患で、検視の際に陽性と判明した。ワクチンは2回接種していたという。
