農業の発展に貢献 大分

 

農業の分野で優れた業績を残した人に贈られる緑白綬有功章の伝達式が県庁で開かれました。緑白綬有功章は、農業の改良を奨励し地域農業の発展に貢献した人などに贈られるもので、毎年各都道府県で1人が推薦されます。県内から受章したのは宇佐市で小ネギを生産している岩武俊幸さんです。季節に応じた栽培管理で周年の出荷体制を確立させたほか、大分味一ねぎ生産部会の初代会長を務め発展に貢献したことなどが高く評価されました。

 岩武俊幸さん「本当にうれしかった。味一ねぎ発展のためにさらに努力をしていきたい」

 例年は東京で表彰式が開かれますが、新型コロナの影響でここ2年は県内での伝達式です。県は「これまで県内の農業の発展に力を尽くしていただき感謝している」と話しています。

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