新型コロナ 大分県内で398人感染 2日連続300人超え

大分県内で30日に判明した新型コロナウイルスの感染者は398人で、2日連続で300人を上回りました。クラスターも2件発生しています。

感染者は、全ての年代で発生しています。 20代が82人で最も多く、10歳未満と10代でも感染者が多く出ています。新規感染者数が300人を上回るのは2日連続です。

竹田市と姫島村を除く16の市と町で感染者が発生しており、なかでも大分市が236人で、全体の6割近くを占めています。別府市が40人、中津市と宇佐市が20人を超えています。

新たなクラスターは2件で、臼杵市内で行われた会食と大分市内の地域スポーツクラブで発生しています。臼杵市内の会食クラスターで感染した12人のうち7人が臼杵市役所の職員で、市は市役所内を消毒した一方、職員に対し会食時の感染対策を改めて指示しました。

各指標とステージはご覧の通りです。重症者が1人増え3人となったことから重症者用病床使用率が4・7%に上昇しました。

転勤や進学で県をまたぐ移動の機会が増えていることから、県外由来の感染者が13人、学生の感染者は53人確認されています。県は、移動の際には感染対策を徹底することと移動先では感染リスクの高い行動は控えるよう呼び掛けています。

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