解散を発表したロックバンド・WEAVERの軌跡

3人組ロックバンド・WEAVERが、来年2月26日をもって解散することが、このほど、同バンドの公式サイトで発表された。

同サイトでは、《この度、WEAVERは来年2023年2月26日をもって活動を終了し、解散することとなりました》と発表。 コロナ禍で思うような活動が出来なかったそうで、《それぞれが感じた思いを幾度も話し合い、この3人でWEAVERの活動を継続していくのではなく、それぞれが自分の進むべき方向に進んでいくべきだという結論に至り、『解散』を決定させていただきました》と説明した。

解散に伴い、来年2月11日、東京・LINE CUBE SHIBUYA、同26日に同バンドの“聖地”だという神戸国際会館こくさいホールでラストライブを開催するという。

ボーカルの杉本雄治は、《大切な場所にひとつの終止符を打つ事は、本当に心苦しく思っています》と胸中を明かし、《18年間ともに歩んできたWEAVERは、僕の人生の全てでした》などとバンドへの思いを明かした。

04年に高校の同級生だった、杉本、ベースのバ奥野翔太、ドラムの河邉徹でバンドを結成し、09年10月にダウンロードシングル「白朝夢」でメジャーデビュー。

CDデビューシングル「Hard to say I love you~言い出せなくて~」が、上野樹里と瑛太のW主演ドラマ「素直になれなくて hard to say i love you」の主題歌に起用され注目を浴びた。

これまでシングル・アルバムそれぞれ7枚ずつを発売。今後、解散に向けたラストソングが発売されることになりそうだ。

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