【新型コロナ】横浜で2人死亡、1389人感染 5施設で新クラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は9日、新たに90代と70代の女性2人の死亡と、10歳未満~90代の男女1389人の感染が確認されたと発表した。中等症2人、軽症1346人、無症状9人で、32人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった2人は、クラスター(感染者集団)が発生した施設の関係者。介護老人保健施設に入所していた90代女性は、3月13日に発熱し、陽性が判明。4月7日に新型コロナによる肺炎で死亡した。ワクチンの接種歴はなかった。同施設では、職員を含む計75人の感染が確認されており、死者は計3人となった。

 横浜医療センター(同市戸塚区)に入院していた70代女性は、3月22日に発熱し、陽性が判明。同29日に心不全で死亡した。ワクチンの接種歴は不明という。同センターでは、職員を含む計33人が感染し、死者は2人目。

 新たなクラスターは計5件。横浜保土ケ谷中央病院(同市保土ケ谷区)のほか、障害者入所施設、保育施設などで発生した。

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