便秘や肥満の原因!「腸むくみ」を防ぐ日常ケア3つ

おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。

今回のテーマは『腸のむくみ』。脚や手、顔がむくむのと同様、実は、腸(腸管)などの内臓もむくむことがあります。

毎日の腸むくみケアで、スッキリボディを目指しましょう!

腸のむくみって?

わたしたちの身体の水分は通常60~70%になりますが、身体がむくんだ状態では、健康時に比べて3Kgほども水分を溜め込んでしまうことがあります。

そして、脚や手、顔がむくんでいる場合、同様に腸もむくんでいることが考えらます。

元々大腸は便の水分を吸収する働きがあるので、通常であればむくみが起こることはありません。

しかし、食事や運動、睡眠の乱れ、ストレスなどで水分のバランスが崩れることで、血管から栄養や老廃物が染み出たり血流が悪くなるため、腸管のめぐりが滞り余分な水分が細胞間にたまりやすくなってしまいます。

これが脚や腸などがむくむ原因です。

腸がむくむことで、便秘や冷え、肥満、肌荒れなど様々な身体の不調が起こりやすくなってしまいます。

また、腸管がむくんで腸内環境が悪化してしまうと、便秘や冷え以外にも、免疫力も低下によりアレルギーや病気のリスクも高まりますので日頃のケアがおすすめです。

「腸むくみ」を防ぐ方法3つ

【1】早食いは控えて食事は腹八分目を心がけよう

早食いや大食い、また不規則な食事は、胃腸に負担をかけてしまうので内臓の働きが悪くなる原因にもなります。

便秘にもなりやすくなり、腸内に便が溜まることで水分を吸収し続けて、腸はますますむくんでしまいます。

早食いの人は大食いにもなりがちです。実は、食事を始めてから満腹中枢が血糖値の上昇を感知するまでに約15分かかります。早食いをすると満腹感を感じる前につい食べ過ぎてしまうのです。

しっかり咀嚼することで血糖値の急激な上昇を防ぐこともできますので、早食いにならないように、食事は丁寧にとるようにしましょう。

【2】冷たい水は控えよう

気温が上がってくるとつい冷たい飲み物が欲しくなりますが、冷たいものを飲み過ぎることで胃腸が冷えて働きが悪くなります。

冷たい水を飲む時は、ごくごくと大量に飲まないことに気をつけましょう。

また、冷たいものを飲む際には、その後で白湯やハーブティーなど温かいものを飲むことも心がけてください。

【3】腸の『ぜんどう運動』を意識しよう

腸の内容物をスムーズに送り出す働きをしているのが『ぜんどう運動』です。

元々わたしたちには、「ご飯を食べると腸が動く」という神経反応があります。

また、腸は心がリラックスした状態の優副交感神経が優位になっている時に活発になります。

この働きを意識して

  • 朝はフルーツなど、消化の良い食事をとって便意をもよおしやすくする
  • 朝はなるべく余裕を持って起きてトイレに行く時間を作る

この2つ心がけて、ぜんどう運動が活発になりやすい状態を作ってください。

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日常生活でできる「腸むくみ」ケア方法をご紹介しました。

お腹の中のむくみをしっかり解消して、健康で美しい身体を目指してくださいね!

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次回のテーマは、『ダイエットと空腹の関係 セカンドミール効果を味方にするダイエット方法』についてお伝えします。どうぞおたのしみに!

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