【きらら浜 野鳥手帖】 No.38「カワセミ」

ブッポウソウ目 カワセミ科 [全長]17cm [時期]一年中見られる留鳥

 水辺の宝石とも言われる美しい鳥です。背面は水色で、お腹はオレンジ色。日本のカワセミの仲間の中では一番小さいですが、背中の水色は遠くからでもよく目立ちます。オスは嘴(くちばし)が上下とも黒色で、メスは下の嘴が赤色です。

 水辺で見られることが多く、枝先などから水に飛び込み、長い嘴で小魚やエビを捕食します。

 春になると番(つがい)を形成し、土壁にオスとメスが協力して嘴で横穴を掘り、約70センチもの長さの巣穴をつくって繁殖します。

新光産業きらら浜自然観察公園 信木 愛

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