大雨に備え洪水対応訓練 大分

梅雨や台風などの出水期を前に、県と市や町が情報伝達の手順を確認する訓練が行われました。

訓練は大雨洪水警報が発表され、河川の水位が上昇しているという想定で始まりました。

県の河川課では約20人が参加し、各地の土木事務所から入る河川やダムの水位情報のとりまとめや情報伝達の手順を確認しました。

堤防の決壊や、道路の寸断などの災害が発生した際、県と市や町の間で速やかに情報を共有し、水防団への指示や住民の避難に役立てるのが目的です。

県土木建築部 天野伸治 防災調整監

「住民の皆さんはそういった情報を有効に活用して、出水時には早期の避難を心掛けていただきたい」

5月11日まで訓練は行われ、このほか、増水したダムの緊急放流の手順が確認されることになっています。

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