【新型コロナ】横浜で3人死亡、659人感染 高齢者施設で新たなクラスターも

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は11日、新たに3人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女659人の感染を確認したと発表した。感染者の症状別では中等症2人、軽症623人、無症状21人で、13人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった90代女性はクラスター(感染者集団)が確認されている市内の介護老人保健施設の入所者。4月22日に発熱し、23日に陽性判明。同日、新型コロナで亡くなった。同施設では職員17人、入所者49人の計66人が感染、死者は5人目。

 50代男性は5月2日に意識消失で市内の病院に救急搬送され、入院時の検査で3日に陽性が判明、4日に急性心筋梗塞で亡くなった。

 60代男性は4月29日に体動困難などがあり、市内の病院に入院。検査で30日に陽性が判明し、5月4日に胃がんで亡くなった。

 新規クラスターは3件で、いずれも市内の介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、有料老人ホームで確認された。

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